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今治圏域には16の造船所が集まっていますが、海外との国際的な価格競争が激しくなってきており、各造船会社が経営効率化のため、生産工程を更に良くなるように改善するなど、競争に負けない努力を続けています。

今までの造船業界は、先進的な技術開発力や、長年経験し習得した熟練の技術者、技能者が支えてきました。しかし、これからはその人達の高齢化や、団塊世代の退職などにより技術者の確保が難しくなることが予想されています。

働く場所や、働く人の動きが変わってきている中で、造船業界が今の平均年齢を保つことと、働く人を集めるということが困難になってきています。高年齢化による労働力の低下に加え、培ってきた高度な技術が伝えられないという問題が、船を造りつづけることの土台を揺るがそうとしています。

全国的にも造船技能者の内、約半数が50代を迎え、急速に高齢化が進んでいます。
その対応策として、四国運輸局の指導のもと、今治市の造船関連企業が共同で技能訓練に取り組むことを決め、造船関係業務の未経験者などを対象とした、現場工事の技術向上を目指した訓練施設として、設立8年目を迎えた「今治地域造船技術センター」は、2007年11月より更なる技術の継承を目指し、中級コースをスタートさせ、600名を超える研修生を送り出しています。

  今罰地域造船技術センター

授業風景
将来の幹部を目指し、船体構造、組み立て、図面の見方などを真剣に学ぶ若手技術者たち。


実習風景
約3カ月間、集中して溶接と切断の技術を身につけたことにより、彼らの技は、3年目の技術者のレベルに達したと言われてします。



国立弓削商船高等専門学校
[所在地]〒794-2593 愛媛県越智郡上島町弓削下弓削1000
[ホームページ]http://www.yuge.ac.jp/

上島町弓削。明治34年創立の歴史と伝統をもつ5年制の学校です。船舶及び船を取りまく科学技術の急速な発展に対応できる、技術者の養成を目的とした教育が行われています。



国立波方海上技術短期大学校
[所在地]〒799-2101 愛媛県今治市波方町波方甲1634-1
[ホームページ]http://www.namikai.ac.jp/

主に国内を航行する船舶の職員となることを目的とした海員の教育が行われています。