芥川龍之介の短編に「河童」という話があります。
詳しいことは、もう忘れてしまったのですが、生まれてくるか否かを河童が自分で選ぶというシーンがあったように思います。
学生のころ、これを読みながら人間も生まれてくるか否かを自由に選べたらいいのにと数回思いました。

生まれてくるかどうかを選べるのであれば、自分はどちらを選ぶのだろう、と今でもたまに思うことがあります。
生まれてこないほうがぜんぜん楽だよなあ、と思うことが多いですね。

これは大人になって煩雑なことが増えたから、というわけでは決してなく、子どものころから似たようなことは考えていました。
というかむしろ、小学生や中学生のころのほうが今よりも生きにくかったように思います。
本当に、人生いろいろですね。

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